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PIECES OF PEACE  [窪塚洋介]
新世紀NOA project 36
『大麻』という箱舟 (はこぶね)
 
『大麻』という植物がある。あらゆる意味で万能なこの草は、21世紀、人間にとって、そして地球にとって奇跡の草となる。
どれだけ万能か。
まず茎や草や根や種から、
紙・繊維・プラスチック・建材・油(食用から燃料、化粧品まで)・肥料・健康食品・ビール・ワイン・お茶などが作られる。
しかもこれらはそれぞれ環境的に非常に優れている。
一年草(110日で2〜3m)だから年に何度も収穫できるうえ、他の植物と比較して同面積での収穫量が圧倒的に多い。どんな環境でもたいてい育ち、光合成の能力が異常に高いので、温暖化や砂漠化、森林伐採対策の救世主になることは間違いない。そして、車まで走ってしまうのだ。実際、昨年ヘンプカーは日本を縦断した。
さらにガンやエイズ、その他のあらゆる病気に効果があり、電磁波や有害物を中和する可能性が注目されている。
なにより日本人にとって、縄文時代よりもっと古い時代から生活に密着した植物であると同時に神聖な植物として、しめなわや御神事に使われてきた……。
では、なぜ法律で禁止されているのか?
禁断症状もなく、中毒症状もなく、致死量もないのになぜ、法律で禁止されているのか?
タバコや酒よりもはるかに害が少ないのになぜか?

そもそもいつ誰が大麻取締法を制定したのか?
1948年、GHQ(アメリカ)が制定(1937年の段階でアメリカ農務省は「大麻は地球上で栽培できる植物の中で最も有益である」と言っている)。ちなみに麻薬取締法とは違います、これポイント。
では本題。なぜか?
1900年代初頭、石油資源を中心に世界を経済中心に発展させていこうとする動き(いわゆるバビロンシステム)が広まっていった。その流れの中で「大麻」始め、多くの天然循環資源が闇に消えていった。
他の多くの真実とともに。
さて、その流れはいつしか●の世界を▲の世界に変えた。
からくりは実に巧妙だ。
このシステムの中では「自由」という言葉すら「自由」ではない。このバビロンのてっぺんに君臨する僕らと同じ人間が、他のほとんどの人間をコントロールしている。だから世界中の人がこれほどに平和を願ってもすぐに実現しないんだよ。
今、人を殺すなと人を殺している連中は、そのことをよく知っている。
このシステムが続く限り、つまり、
「石油」という箱舟に乗っている限りいつまで経っても同じことが繰り返される。
その人間の名前が変わるだけだ。もしくは沈没か。
さて、どうやってこのシステムを変えたらいいか。
シンプルに一言で言えば、ただ出ればいいんだと思う。
このシステムから出ればいい。
もちろん、このシステムの中での生活だけど、
誰もこの心までは縛れない。
誰かのルールでゲームはしなくていい。
ひとりひとりが▲の世界を●の世界に意識を変える、
チューニングを変える、
自分が変われば世界は変わる。
ひとりひとりが変われば、
当たり前のように現実世界が変わる。

We are pieces of peace !
ひとりひとりがどれだけ大切か。
一歩一歩がどれだけ大切か。
敵は己の中に。
正義も悪もまるごと抱いたる。

ピース

(PIECES OF PEACE 講談社より部分抜粋)

「PIECES OF PEACE」は以下のオンラインショップで購入できます。
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